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骨盤が開くとどうなる?

1.姿勢が崩れる

骨盤が開くことで、体のバランスをとる要である骨盤のバランスが崩れます。

そうなると立ち方や歩き方の姿勢が前後左右に歪みが生じます。

姿勢が崩れるということは、体にかかる負担が偏り、使う筋肉・使わない筋肉の差が顕著になります。

特に体幹を支える筋肉が低下しやすいです。

使う部分が集中してしまうことで、肩こりや腰痛などの症状が出やすくなります。

また立ち方や歩き方が崩れてしまうので、O脚や外反母趾、猫背などにもなりやすいです。

2.内臓の位置が下がる

骨盤の内側には大腸、生殖器があり、女性はさらに子宮もあり骨盤守られています。

上部には小腸、胃があり、骨盤が開きっぱなしになると、これらの上にあるべき内蔵が骨盤の内側に落ちてしまい、もともとある内蔵が圧迫されてしまいます。

それにより、内蔵のはたらきが悪くなり、便秘や消化不良、生理痛などの不調を引き起こしてしまうのです。

3.新陳代謝の低下

骨盤が開いたままになると内臓の動きが弱まり、体幹の筋力が低下するため新陳代謝が低下します。

新陳代謝が低下することでも血液や水分の循環が悪くなり、冷えやむくみを引き起こします。

4.血流が悪くなる

下肢に伸びる血液は骨盤の中を通って流れています。しかも人体で最も太い血管です。

骨盤が開くことで内臓が落ち、それによって血管が圧迫されて、下肢への血液の流れが悪くなります。

これが骨盤が開くと血流が悪くなる原因です。

そうなると足のむくみ、冷え性などの症状が引き起こされます。

むくみや冷えはセルライトの原因となります。

5.太りやすくなる

血流が悪くなるということは老廃物が流れなくなる、ということなので、自然と太りやすくなる、に繋がりますね。

先ほども述べたように、セルライトができやすくなるので痩せにくい脂肪がついていまうのです。

さらに血行不良によって筋肉が硬くなり、張った筋肉がついてしまいます。

脂肪は筋肉の上につくためより硬く血流の悪い筋肉は脂を燃焼してくれません。

骨盤が開くことで姿勢も崩れています。

使う筋肉は硬く張っていきますが、使わない筋肉はどんどん筋力が落ちていくため、筋肉量は低下していきます。

筋肉量が低下すると代謝も低下するので太りやすくなります。

こういった理由から、骨盤が開いたままだと太りやすく痩せにくい体になります。

6.自律神経の乱れ

骨盤は自律神経という、神経のオン・オフを司る部分にも影響を及ぼします。

興奮状態、覚せい状態がオン、安静時やリラックスしている時はオフ、と切り替えを行い、体は機能しています。

骨盤もこの切り替えに応じて閉じたり開いたりしているのです。

オンの状態の時は骨盤が閉じている、オフの時は骨盤が開いている、と正常なら呼吸と共に調整していきますが、開いたままになるとそれがうまくできなくなります。

そのため睡眠時でも体や脳が休まりにくくなったり、ストレスが溜まりやすくなってしまいます。

自律神経の乱れはオフのときの働きを弱めてしまう為、疲れやすかったりリラックスできない、などの状態にも繋がります。

なぜ開いたままになるのか
じゃあなぜ産後、骨盤は開いたままになってしまうのか。

妊娠した際に出産をスムーズにするためにリラキシンというホルモンを分泌し、骨盤の関節をつなぐ靭帯を緩めていきます。

このホルモンは長い人で、産後6か月まで影響すると言われています。

それで開いたままになるのかと言えば、そういうわけではありません。

出産時に最大限に開いた後、本来は1ヶ月ほどで自己矯正力がはたらき、徐々に骨盤は閉じていき、元の状態に戻ります。

なので産後一か月間は無理に身体を動かしたり、重い物を持ったりなどせず、安静にしておくのがベストです。

ですが、この自己矯正力が十分に働かず、開いたままになってしまう理由が二つあります。

1,姿勢

妊娠中のリラキシンが分泌されている時期は、骨盤の靭帯や関節が緩みやすくなっている、ということは骨盤が歪みやすい時期でもある、ということです。

妊娠中~産後数ヶ月ほどまではその状態が続く為、悪い姿勢の影響を受けやすい時期なのです。

妊娠中、特に後期になり、おなかの赤ちゃんが大きくなってくると、多くの方が反り腰と言われる、腰を大きく反らした姿勢になります。

この状態になると腰にかかる負担が強くなり、腰痛になりやすくなります。

更に腹筋が伸ばされるためお腹の筋肉を使わなくなり、お尻の筋肉にも力が入りにくくなり、お尻が垂れてしまいます。

また、妊娠中に横座りの姿勢になる方も多く、その影響で股関節が捻じれたり、骨盤を結ぶ関節部に歪みが起こり、自己矯正力を低下させてしまいます。

このような悪い姿勢が何か月も続くことで使われていなかった筋肉が衰えたり、悪い姿勢が習慣となり、骨盤を歪ませ開いたまま産後も本来の筋肉の状態、姿勢にもどらなくなってしまいます。
産後も、授乳やおむつ替え、抱っこした状態などが多くなるため、バランスの悪い姿勢になりやすく、これも産後で骨盤が開いたまま、歪みやすい原因となります。

産前から悪い姿勢の癖がある人は特に、妊娠中にもどんどん姿勢が崩れていくため、元の癖から治していく必要があります。

2,筋力の低下

姿勢が崩れると、使う筋肉と使わない筋肉に差が出てしまい、そうなると更に姿勢が悪いままで定着し、骨盤だけの話ではなく全身の歪みに繋がります。

つまり筋力の低下も姿勢の崩れからくるものです。

特に妊娠中はお腹も大きくなり、負担が増えることで楽な姿勢をとりやすいため、その時に骨盤周りの筋力がアンバランスな状態となり、産後に骨盤が元の位置に戻りにくくなってしまうのです。

骨盤周りの筋肉の中でも、大腰筋(だいようきん)と内転筋(ないてんきん)と呼ばれる筋肉が産後の骨盤には大きくかかわります。

大腰筋は骨盤と股関節を繋ぐ体幹の前についている筋肉で、体幹後ろの背中の筋肉とで背骨を支えて姿勢をまっすぐ保ちます。

内転筋も骨盤と太ももの骨を繋ぐ筋肉ですが、立っているときの姿勢や、一日の体の使い方でなりやすい外側重心の姿勢を骨盤を固定して元に戻すはたらきがあります。

もう一つ重要な筋肉で、骨盤の中についている骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)という筋肉が、骨盤の開きには大きく関わります。

骨盤底筋群は骨盤の一番下にハンモックの様にしてついている筋肉群です。

骨盤底筋群には、内臓の働きや、姿勢の安定に密接に関係します。

骨盤底筋が少しでも緩んでしまうと、内臓の位置が下がり機能を低下させ、姿勢が崩れやすくなってしまいます。

そして骨盤底筋群は骨盤を閉めるはたらきがあります。

出産をすると必ず骨盤底筋は緩みます。

産後の骨盤の戻りはいかにこれらの筋肉をバランスよくトレーニング・ストレッチできるかが重要になります。

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